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プリン専門店スタッフでも買いたくなる人気お取り寄せプリンの見分け方とは

プリン専門店スタッフでも買いたくなる人気お取り寄せプリンの見分け方とは

プリン研究所が考えるスイーツギフトとは
正直、プリンってそんなにおいしくないいものってあんまりないんです。

なので、ハズレも正直あまりないのですが、プリン専門店を長年やっていると、食べなくてもおいしいプリン屋さんはネット上でもわかってきます。

ランキング上位のお店はもちろん美味しいのかもしれませんが、正直あてになりません。
楽天、Yahoo!、Amazonなど、モールのランキングは美味しいお店ではなく、売れている順です。

美味しいとはまた別の理由で上位に入っているお店も多数あります。

ランキング上位だから買って実際に食べてみて、

「おいしいとは思うけどランキング上位に来るほどでもないような・・・」

という経験はないでしょうか。

私はよくあります(笑)

なので、上位だからおいしいは間違ってます。

ランキングに惑わされない、おいしいプリン屋さんの選び方をご紹介します。

ここでは具体的なお店は紹介しませんのでご了承ください。


美味しいプリン屋さんには、3つの共通点があります。

〇原材料の具体的な産地が書かれているか

「北海道産牛乳を使用しました」
「神奈川県産の卵を使用しました」

こういうのよく目にしませんか?

スーパーやコンビニへ行っていただけるとよくわかりますが、北海道産の牛乳なんて、どこでも販売してると思います。
卵もどこのものならおいしいのか、正直よくわからないですよね。
スーパーの安売り品も、必ず日本のどこかで製造しているので、都道府県が書いてあるだけだとあてになりません。
ただ知らないと、なんとなく産地が書いてあれば、おいしそうに感じてしまうんです。

注目すべきは、

・どこの牧場の牛乳を使用しているか
・どこの養鶏場の卵を使用しているか

ここが一番大事です。

プリンの味の根本なので、公開されたくないプリン屋さんもいらっしゃるかとは思いますが、ここがしっかり公開されているところは間違いなくおいしいと思います。

〇原材料に保存料、増粘剤、植物性油脂が入っていないか

本来であれば添加物すべて、と言いたいところなのですが、今回はあえて香料は外しました。
というのも、近年の特に卵は製造効率を重視されていて、卵の臭いがきついものが多くあります。
その臭いを消すための香料は本来であればバニラビーンズやブランデーなどの洋酒でごまかしていただきたいのですが、安価なものだとこまで出来ないので、バニラエッセンスはギリギリセーフだと思います。

保存料と増粘剤については、以前もブログで書きましたが、直接舐めるとすごい刺激です。

https://puddinglaboratory.jp/2021/10/04/%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%b3%e7%a0%94%e7%a9%b6%e6%89%80%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%81%af%e8%b3%9e%e5%91%b3%e6%9c%9f%e9%99%90%e3%81%8c%e9%95%b7%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%8b/

こういうものが少しでも入っていると、味には影響してしまいますので、おいしいわけがありません。
また、植物性油脂は、特に10代20代前半の若い方たちは、コンビニやスーパーの味に慣れているので、とあるアンケート結果では本当の生クリームよりおいしく感じるという方のほうが多いようなのですが、正直私にはその良さは全くわかりません。

なので、これは個人の好みなのかもしれません。
スーパーのホイップクリームが好きな方はこの項目はスルーしてください。

〇配送方法が冷蔵以外ではないか

冷蔵のプリン以外は基本的に美味しくありません。
常温はまず保存料を使用しているか、過剰に加熱し過ぎています。
さらに牛乳の代わりに植物性油脂しか使用していません。

プリンの中心温度は85℃前後、なめらかプリンだと80℃くらいです。

缶詰のプリンは、約120℃で4分は過熱しないといけません。
プリンは、加熱し過ぎると、硫黄のような臭いが出てしまい、おいしくありません。

また、冷凍のプリンは、間違いなく増粘剤が使用されています。
これが入っていないと、解凍した時に離水してしまい、プリンの食感がもろもろになってしまい、口当たりがかなり悪いです。

なので、賞味期限が短くても、冷蔵商品を買えば間違いないです。




上記3点を抑えていただければ、きっとおいしいプリン屋さんに巡り合えますよ!