プリン研究所の北村です。
こんにちは。
ダチョウのプリンを作るのに必要な材料を提供していただく予定になっている小山ダチョウ園さんに視察に行ってきました。
生産者に直接お話を聞くといろいろなことが聞けて、美味しいプリンを作るヒントをたくさんいただくことができます。
広大な土地でのんびり育てています。
大きな卵を産むだけあって、近くで見ると大きいですね。
動物園で見たことはありましたが、こんなに近距離で見たのは初めてです。
ここでは有精卵の確率を上げるために10月から3月まで休産期をとっているそうです。
オスとメスを隔離しゆっくり休ませることで、体力を回復させ、死亡率が下がるそうです。
ですので、このプリンの販売を始めても4月から9月までの期間限定になるかと思います。
いいものを作るためですので、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。
そしてこちらが元気なダチョウと生産者の片柳さんです。
正直、若い方でビックリしました。
しかもイケメンです!!
ダチョウの卵はどんなエサを与えても味が変わらないそうです。
ただ、ここのダチョウは飼料の他に、豆腐屋さんに分けていただいているおからや青草、トウモロコシを混ぜています。
これが元気で健康なダチョウが育つそうです。
卵の産卵場所は、衛生的に管理されているところで行います。
卵に小さな穴が開いていて、汚い場所で産卵すると卵の中に菌が入るそうで、衛生的にもよくないです。
加熱するので殺菌はされますが、安全なほうが間違いなくいいですよね!
ダチョウは大きいですがとても臆病で、雷などの大きな音でビックリして骨折したりするそうです。
骨折すると死んでしまうので、ラジオをかけて音に慣れさせています。
先日も近くに雷が落ちて一匹なくなったそうです。
ほかにも雪で滑って骨折したりするそうなので、本当に注意が必要です。
ダチョウを育てるときは、ダチョウの大きさごとに柵を分ける必要があります。
ダチョウはみんなで集まって寝る習性があるのですが、小さいのと大きいのが混ざっていると、小さいダチョウが押しつぶされて死んでしまうそうです。
ダチョウの脳味噌はダチョウの目玉よりも小さいそうです。
要するにバカです。
だからこんなことになるんですね。
ほかにもちょうど今から孵化するところや、生まれたてのダチョウを見せていただきました。
とてもかわいかったのですが、1年もすれば人間と同じくらいの大きさになるそうです。
信じられないですね。
本当に貴重な体験ができました。
ありがとうございます。
大切に使わさせていただきますね!
以前にも書きましたが、ダチョウの卵はとてもクリーミーで、練乳のような風味が出ます。
私は珍しさだけで食材を選びません。
本当に美味しいものをお客様に食べていただきたいと思っています。
販売の際はぜひご賞味ください!!