プリン研究所の北村です。
こんにちは。
今日はインターネットで取り寄せたアローカナという鶏の品種からうまれる卵「幸せの青たまご」と呼ばれる殻の表面が青い特別な卵でプリンの試作をしました。
画像ではわかりにくいですけど、ちょっと青っぽいですよね。
割ろうとしてみたのですが、殻がかなりしっかりしてます。
割ってみたらパッと見では普通の卵でした。
卵黄を取り出してボールの中に入れたらかなりびっくりしました。
オレンジ色のピンポン玉みたいに盛り上がってました。
とりあえずベタだけど持ち上げてみました。
全く破れる気配はなしです。
調子に乗って振ってみたんですが、それでも破れませんでした。
プリンにしてみて分かったのですが、かなり味が濃いです。
牛乳を入れてみると歴然に色が違います。
プリンでいい卵を使う理由の1つに、卵黄が濃いというのがあります。
まあ当然と言えば当然なのですが、重要なことは、少ない卵の量で卵の味が濃く出せるということです。
卵が少なくてもいいということは、プリンを柔らかく仕上げることができます。
つまり、普通の卵で味を濃く出そうとするとどうしてもプリンが固くなってしまうのですが、いい卵は卵の味が濃いのになめらかで柔らかいプリンを作ることができるということです。
試食してみた感想ですが、長年パティシエをしてきましたが、こんなに卵の味が濃いプリンは初めて食べました。
かなり特徴の出たいいプリンが作れたと思っています。
ただ、まだまだ納得していない部分もあるので、もう少し研究して、さらにいいものを作っていこうと思います。