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うずら卵のプリン

プリン研究所の北村です。
こんにちは。

今日はうずらの卵プリンについてです。

うずら卵でプリンを作る理由の一つは卵アレルギーの方でも食べることができるかもしれないプリンだからです。

うずら卵は、ほかのどの卵よりもアレルゲンが少ないのと、人との親和性を持つので、アレルギーが出にくいと言われています。

ただ、卵アレルギーの人がすべてこのプリンを食べることができるかというとそうではありません。

卵アレルギーの約半数の人が食べることができるらしいです。

ただ、重度のアレルギーをお持ちの方はお勧めしません。

下手をすれば命に係わるかもしれないので、自己責任でお願いいたします。

今回使用したうずら卵は、スーパーで一般的に売られている1パック10個入り98円のものと、エルフランスというブランドうずら卵です。

12個入りで500円しました。

比較してみるとこんな感じです。

左がスーパーのうずらで、右がエルフランスです。

大きさが全然違いますよね。

約2倍くらいはあります。

割ってみるとこんな感じです。

うずら卵の特徴は、卵白が少ないことです。

そして、鶏卵と比べると、卵黄があっさりしています。

 

どちらかというと卵が苦手な方でも食べることができるかもしれません。

 

 

この写真を撮ろうとして卵を割ったのですが、実はまさかのアクシデントが発生していました。

うずらでまさかの双子卵です。

パティシエという職業柄、双子卵は珍しくはありません。

ただ、この小さなうずら卵の双子は初めて見たので、衝撃でした。

 

焼き上がりは前と同じ写真ですがこんな感じです。

 

ちょっと光が激しく反射しています。。。。。。

 

上段の左が普通のうずら卵で、右がエルフランスです。

下の段は鶏卵です。

 

写真ではわかりづらいですが、エルフランスのほうが少し色が薄いです。

 

食べてみると、どちらも牛乳のミルク感が強く出ています。

通常の2倍近い卵を入れているにも関わらずです。

凝固力はそんなに違いがないので、牛乳を活かしたいプリンを作るならいいかもしれません。

 

それぞれの味の特徴は、エルフランスのほうが少しクリーミーな感じがします。

たぶんこれがエルフランスの味なんだと思います。

 

 

意外と使えそうなんですが、問題点が1つあります。

それは、卵を割るのが超めんどくさい・・・・・・

 

そばを食べるときに割ったことがあるかと思いますが、薄皮が固いので、割りにくく、そして殻が入りまくります。

 

そして、卵黄と卵白に分けて、卵黄を多く入れるのですが、それがまた分けにくいです。

卵白の粘度が通常の卵白よりも強く、卵黄にしっかりくっついているので、かなりヤバいです。

 

ただ、卵アレルギーの方でも食べることができるかもしれないし、そういう方にも食べていただきたいと思うので、これも販売したいと思います。

 

販売まで少々お待ちください。