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鴨の卵のプリン

鴨の卵のプリン

プリン研究所の北村です。

こんにちは。

 

鴨にはいろいろな品種がありますが、一般的には、真鴨、合鴨の2種類が多いです。

合鴨はアヒルと真鴨を掛け合わせたものです。

一般的にフランス料理で出てくる鴨の多くは合鴨です。

 

真鴨は手に入りにくく、高値で取引されているので、あまりお目にかかることはないかもしれません。

 

今回の卵も合鴨の卵です。

 

鴨は野生の血が混ざっていると産卵期が4月から6月と言われています。

ただ、ずっと飼育されている鴨は年中卵を産むそうです。

 

卵はこんな感じです。

DSCF1141

右は鶏の卵です。

比較のためですね。

 

左と真ん中は両方とも鴨の卵です。

野生の真鴨の血が入っていると青色になることがあるそうです。

ちなみに真鴨の卵は常に青色です。

 

割ってみると、殻はそんなに固くないのですが、薄皮がかなりしっかりしています。

 

そして、卵白のクリア感に感動しました。

DSCF1144

写真でもわかるくらいクリアですよね。

卵白だけだと水かと思うくらい透明度が高いです。

 

これだけでなんとなく期待感が高まります。

 

卵黄は大きく、比率は卵黄2:卵白2.5くらいです。

卵黄が大きいほうが一般的な気がしてくるほど、卵黄が大きい卵が多いです。

 

まずはいつも通り、卵かけごはんにしてみました。

卵黄の甘みが強いです。

匂いも全くありません。

私が今まで食べた卵かけごはんの中で一番好きかもしれません。

 

プリンにしてみると、まあ普通ですね。

卵白には全く臭みがありません。

 

ただ、卵黄に少し臭みがあります。

そして、あまり卵のコクがありません。

思ったのと違っていたので残念です。

 

ただ、ひょっとしたら品種を変えれば美味しいものはあるかもしれません。

鴨にもブランドがあるので、一度試してみたいと思います。