プリン研究所の北村です。
こんにちは。
ついに見つけました。
プリンに合う究極の牛乳です。
いでぼくさんのところへ取材に行った際に教えてもらった秘密の牛乳です。
その牛乳は、すべての牛乳の要素を兼ね備えていました。
一口飲んだらホルスタインのような甘みを感じ、ブラウンスイスのようなうまみがあります。
飲んだ後に残る余韻はまさにジャージ牛乳のようで、コクがあり脂肪分が高い美味しい牛乳です。
ただ、すべてにおいて何かが突出しているわけではないので、言い換えるとバランスの取れた牛乳といえます。
悪く言うと特徴がないのかもしれません。
ただ、一つ言えるのは、私が飲んだ牛乳史上、一番おいしいということです。
美味しい牛乳のすべてを兼ね備えている牛乳は、ほかにはないと思います。
これをプリンにしてみました。
単純に牛乳、卵、砂糖のみのプリンです。
卵はいつも通り、卵黄のみ、卵黄、全卵が1:1で試してみました。
卵は、後藤もみじです。
まずは卵黄、全卵1:1のものから。
食べると牛乳の味がかなり主張します。
正直、今までのものは卵の味が勝っていました。
ただ、これは牛乳とのバランスがすごく取れていると思います。
単純な料理やお菓子だと、食材が重要視されるのは当たり前ですが、一つの食材だけをいいものにしてしまうと、その味だけが勝ってしまい、味のバランスが壊れることはよくあります。
私が作っていたプリンはまさにそれだったんだなと思いました。
まさに、今使っている卵との相性は抜群です。
次に卵黄のみのものを食べてみます。
卵黄のみで作ったプリンで乳を主張するには、生クリームや濃縮乳などを入れないと不可能だと思っていました。
ただ、この牛乳に関しては、乳の風味、うまみ、甘みすべてが感じられます。
衝撃ですね。
まさにシンプルの究極なんじゃないでしょうか。
牛乳はこれに決まりですね。
ただ、納得できる出来ですが、この牛乳でほかの卵でも試してみたいと思います。
さらにいい卵が見つかるといいなー!