プリン研究所の北村です。
こんにちは。
小山ダチョウ園さんからまたダチョウの卵を頂きました。
大きさが少し違います。
この画像じゃわかりづらいんですが・・・
親のダチョウの個体の違いなんですが、有精卵を産む確率が違うそうです。
小さいほうが有精卵の確率が高いそうです。
正直私は個体の違いで味の違いが出るかなんていうのは全く思いもしませんでした。
小山ダチョウ園さんが、一度試していただいていいですよと提案いただいたので試してみたのですが、そんなに変わらないだろうと思っていました。
まず、割ると、いつも通り卵黄と卵白の重さをそれぞれ測るのですが、当然、大きいほうの中身のほうが重いです。
ただ、卵黄の比率は小さいほうが大きかったです。
卵黄の味を確かめたかったので、卵黄のみでプリンを作りました。
生で味を比べたのですが、正直ほとんど差はありませんでした。
プリンをいざ食べてみると・・・
ちょっと違いはあるかなぁー
っていう感じでした。
そんなに感動的に違いはありません。
まあ、同じ牧場で同じものを食べて育っているんだから当たり前です。
ただ、濃さが少し違いがあるように感じました。
小さい卵のほうが少し味が濃くて、おいしく感じました。
食べ比べないとわからないレベルです。
なるべくこの卵でお願いしようと思いますが、もともとあまり卵を産まないダチョウの有精卵率の高いものを私がいただいてしまうと、小山ダチョウ園さんのダチョウの繁殖ができなくなりますし、これだけで商品化するのは無理がありそうですね。
ただ、どの卵も間違いなくおいしいということは保証致します。
あと、もう一つ気づいたのですが、ダチョウの卵は凝固力が弱いようです。
プリンを固めとやわらかめを作っていく予定なんですが、ふつう固いプリンは卵白が入っていて、その割合や、牛乳との割合で、固くしていきます。
ただ、普通の卵の割合ではプリンが固くなりません。
もう一度試そうとは思っていますが、ダチョウの固めプリンは作れないかもしれません。
毎日が新しい発見の連続です。
いやぁ、本当にプリンは面白いですね!!