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お茶会を見学してきました。

お茶会を見学してきました。

プリン研究所の北村です。

こんにちは。

 

今日は朝から先日お会いした茶人のお茶会の見学に行ってきました。

先日からこの茶人のアドバイスでプリン1個ずつの分量でお茶を点ててプリンにしています。

そうすることによってお茶本来の味が引き出せるとのことです。

 

その先生からのお誘いで、お茶会に参加する運びになりました。

 

お茶を点てると言っても私は全くの素人です。

You Tubeでみた動画を見よう見まねです(笑)

 

そのお茶会では以外にもかたい感じではなく、むしろかなりフレンドリーなお茶会でした。

先生は裏千家なんとか会(忘れました 笑 )永久師範とかいろいろな肩書がありました。

真面目な、かたい会だと思ってたのと、先生が意外と面白い方だったのでちょっとびっくりしましたが、こういう先生だからこそプリンにも興味を持っていただけたのかもしれないです。

何度「ケツ柄杓」という言葉が飛び交ったことか(笑)

 

生徒たちの所作のあと、先生が私の使っている抹茶を使ってお茶を入れてくれました。

そのお茶を飲んだ時の印象は「???」って感じです。

 

コレ、同じお茶なのか?

 

これがお茶の本来の味なのかと思いました。

苦味の後に来る余韻で楽しむ甘みの衝撃はすごいと思いました。

 

私がいれていた抹茶は初めからもう少し甘みを感じられ、そのまま味の変化がないという感じです。

私が勝手に思うにですが、味の大きな違いを生むのは温度の差なのかとな思います。

 

私が以前から入れていた抹茶のお湯は70℃前後でした。

ただ、先生曰く、お湯は約80℃がいいとのこと。

 

玉露や煎茶でもお湯の温度で味はかなり変わります。

特に原料となる茶葉が抹茶と同じ玉露は約60℃で入れて甘みを引き出します。

 

低温だと甘みは引き立ちます。

高温だと苦味が出ます。

これが初めの味を決める主な違いでしょう。

 

ただ、玉露と違うのはゆっくり成分を抽出するか、お茶の葉ごと飲むか。

 

抹茶は葉っぱを細かく引いたものです。

そのため、お茶の成分が出やすいのかと思います。

だから高温で入れてもお茶の甘みが引き出せるのではないかと思います。

 

あと、先生の抹茶は香りがいつもよりも立ってたように感じました。

おそらくこれも温度の差でしょうか。

香りを楽しむには高温のほうが間違いなく適していると思います。

 

ただ、よくわからないのは後味のまろやかな甘みです。

正直、これだけは私の知っている知識だけでは解明できないですね。

なぜ、点て方で味が変わるのか。

そしてこれが一番知りたい部分です。

 

これを学ぶために先生にお茶を習おうかと思います。

本当は先生に点ててもらってそれでプリンを作るというのがベストなんですが、そうなると軽く1個1万円は超えますね(笑)

 

まあそれはそれでありですが(笑)

 

今日、アドバイスを参考にして作った抹茶プリンを食べてもらいました。

かなりよくなってるとお褒めの言葉をいただきました。

 

まあこれでよくなってなかったら1個1個お茶を点てる必要は全くなくなるんですけどね(笑)

今後は更なる味の向上を目指して、この先生のもとで少しお茶の修業をしようと思います。

 

今後の抹茶プリンをお楽しみに!!

 

最後に、味の出し方の理論は私独自のものなので、あってるかどうかの保証は致しません。

もし専門家の方がいらっしゃったらご教授よろしくお願いいたします。