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おいしいご飯を炊く! ④炊飯器について | プリン研究所 official blog
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おいしいご飯を炊く! ④炊飯器について

公開日: : 最終更新日:2014/03/12 美味しいご飯の炊き方

プリン研究所の北村です。
こんにちは。

色々お話しましたが加熱という工程にほとんど触れてませんでした。

 

これは正直、炊飯器で炊く家庭が多いので改善するということは炊飯器を買い換えることになります。

普通ならすぐには難しいでしょうね。

もし今後、買い換えることがあればこれを参考に買い換えてください。

ただ、先に言っておきます。

かなり個人の考えが強く入ってます。

そして私はかなりの家電ヲタです。

 

以上を踏まえて先にお進みください。

熱源

大きく分けるとIH、ガス、マイコンの3つに大別されます。

おすすめはやっぱりIHですね。

火力が強くムラがないので美味しく炊けると言われています。

ガスは一番火力が強いので美味しさは一番かもしれませんが保温機能がついていません。

家庭向きではないと言えます。

マイコンは正直選ばないほうがいいですね。

安いですがそれなりということです。

炊飯方式

圧力、真空、超音波、スチームなどですね。

これを組み合わせたものまであり、それぞれ特徴は様々です。

◎圧力

特徴とは中までふんわり、しかも短時間で炊きあがります

圧力をかけると釜の中の温度は100℃を超えてきます。

後はメーカーの圧力のかけ方次第ですが110℃前後までは上がります。

ただ、これが本当に誰もが美味しtと思うご飯か?というのは疑問です。

柔らかめのご飯が好きな人は間違いなく圧力IHを選ぶべきだとは思いますが、少し固めが好きな人は圧力がないほうが美味しいと感じるかもしれません。

ちなみに私は圧力がないもののほうが好きです。

◎真空

これは保温や浸漬に優れていて、一番米の甘みを引き出してくれます。

朝炊いたご飯が次の日の晩御飯まで美味しく保温出来たりするものもあります。

◎超音波

これは特に浸漬に特化したものです。

超音波で1秒間に88,000回の振動を与え中心まできちんと水分を含ませ、お米本来の甘みを最大限に引き出します。

◎スチーム

過熱水蒸気で最終130℃まで温度を上げることによって乾燥を防ぎながら歯ごたえのある食感を出します。

しかも再加熱でき、炊きたてのような状態に復活できるのはこれだけです。


内釜

様々な形や素材など各メーカーが思考錯誤しどんどん新しいものが出てきています。

中でも最近は特に素材にこだわっているものが多いように感じます。

ただ、土鍋釜など、内釜に引っ付いて取れないものもあるので、注意してください。

◎構造

いろんな素材を使っていますが、厚釜、多層釜、真空釜に分けられます。

個人的にはどれでもそんなに違いはないですが、真空釜は保温力もあるので省エネを気にする人にはいいかもしれません。

◎素材

これが値段の差が出る一番の要因です。

・銅釜

熱伝導が半端なくいいのですが、かなり高いです。
多層釜の一部に使われるものが多いですが、ほぼ銅のみで作られているのもあります。

・炭窯

釜自体が発熱し、遠赤外線効果で芯から一気に炊きあげます。

落とすと割れます。

・土鍋釜

これも遠赤外線効果があり、熱の伝わりが遅い分蓄熱性がいいです。
これも落とすと割れます

・鉄釜

炊飯中に体内に吸収されやすい鉄分が溶け出したり、塩素を除去したりする働きがある南部鉄器を使ったものなどがあります。

そして、他にも多層釜の一部に金、銀、ダイヤモンドなどを使ったものなどもあり、熱効率を上げるために色々メーカーが取り組んでいるようです。

ただこの内釜、実は大きな落とし穴があります。

各メーカー、こだわりが強いせいでかなりの金額がこの部分に投じられているのでこの内釜が変形、破損して内釜だけ買い換えることになることも少なく無いです。

高いもので3万円以上するようなものもあります。

特に危ないのが銅釜と土鍋窯と炭窯です。

多層構造なら問題無いですが、銅は柔らかい金属なので変形はよくあるそうです。

土鍋釜、炭釜は落とすと割れるし、当てると欠けたりするので注意が必要です。

個人的にはこの3つは無いですね。

内釜をこだわったものを買おうとするなら内釜だけの値段も聞いておいたほうがいいでしょうね。

それを聞いてもやっぱり欲しい、おいしいご飯を食べたいという方のみご購入をご検討ください。

炊飯メニュー

今は固め、柔らかめなどや白米、玄米、おかゆだけでなく、カレー用やすし飯用など、多種多様あります。

正直どのメーカーもそんなに変わらない気がしますが、選ぶ要因の一つとして考えるのもいいかと思います。

蒸気レス

置き場所を考えるのが面倒なら上から蒸気が出ない蒸気レスなら置き場所を選びません。

 

 

以上を踏まえて、最高に美味しいご飯を炊いてみてください。

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